コントラバスのエンドピンです。
普段は安全のためもありゴムキャップが付いていてもちろんそのまま演奏することも出来ますが、通常は演奏時にはゴムキャップをはずしスパイクを床に刺して演奏します。
とはいえ、床にスパイクを刺すのが許される場所ばかりではないので(というか許されない場所が圧倒的ですね^^;)ホームセンターで買った木の板とそれが滑らないように100均で買った滑らないシートを持ち歩いています。
こだわる人はインシュレーターがいいとかって言いますが、僕の方法は単純に床の保護だけで、音質とかまでは深く考えていません。
ただ弾いていて、ゴムかスパイクかどうかの違いは大きいと感じるのですよね。
どっちがいい悪いではなくキャラの違いということなのですが、基本はスパイクの方がエンドピンの先が楽器振動の確固たる支点となってくれるために倍音がよく出て好結果が出ます。ピックアップやマイクを通した音にもはっきりそれが感じられると僕は思いますね。一方、ゴムだと楽器振動に対してエンドピン先が揺れるのをゴムが許容してしまうため、倍音がやアタックが甘くなり音が丸くなる傾向があります。
演奏上では、スパイクのほうが楽器が揺れない(←ビブラートをかけた時など)ので弓の演奏は安定しますね。
ところで、滑らないシートの上に板をのせる方法は、ポップスやジャズの現場でドラムと一緒の台の上に乗った時やステージの下が中空の時などに、低音がまわりやすい現象を若干軽減する効果もあります(理論的根拠があるわけではなく経験上の話)。滑らないシートが板と床のあいだに挟まっているということがいいみたいなんですよね。
たぶん、防振ゴムにエンドピンを直接乗せる方法だと荷重が極小面積にかかりすぎてしまい意外に防振効果が出ない(のに楽器は揺れて演奏しづらい)のですが、滑らないシートの上に板をのせその上にエンドピンを立てると、板のおかげで圧力が広面積に分散するのが良いのかなと。滑らないシートは薄いので演奏していて楽器が揺れることもなく演奏もしやすいです。
エンドピンをスパイクで使う時の注意は、休憩などで楽器を寝かせておく時にスパイクで他の人が怪我をしないように気を配る(休憩時はゴムキャップをつけるetc)ことや、ジャズやポップスだったらシールドなどの電線類をスパイクで踏まないように気をつけることです。僕は、舞台の転換や楽器の持ち替えがハードな時には不慮の事故を避けるためにスパイクで演奏することはあきらめます。
僕は、今、真鍮の棒の芯にタングステンが圧入されたかなり固めのエンドピンを使っているのですが、これは試奏時にゴムキャップをしたまま選んでしまったため、スパイクで弾くともう少し柔らかいエンドピンでも良いのかなと感じ始めています。
そのうちまた時間があるときに、エンドピンやエンドピンの下に敷くものについていろいろじっくり比較試聴してみたいですね。
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ウッドベースのエンドピンは自分の楽器(新作14年目ドイツ工房製)とはセットアップ等の相性が有るようで、
以前、オブリガートを張っていたときは『カーボン入り真鍮』がレンジバランスも反応〜音量も良く響きお気に入りでしたが、太めで同質のエヴァピラッツィにしたら弦の抵抗感や違和感があり、デフォルトの鉄モノに戻しました。
傾向としては、チタン入り真鍮とカーボン入り真鍮は同じような音質特性のようですが、カーボン入りの方が抵抗感が少ないく、また、ガットやナイロン系の弦にマッチしやすいように感じます。鉄弦の場合はチタン入り真鍮が良いかも知れません。
あと、エンドピンストッパーも材質な質量でかなり影響が有るようです。侮れません。
因みに、自分は重量のある丸型の真鍮モノを使っています。
蛇足ですが、ギター等に貼り付ける汎用ピエゾピックアップ(1センサーないし2センサー)をコンバスの脚部分に貼り付けるのが結構使えます。(shadow社製を使っています。)
1センサーなら、低弦側に2センサーなら両脚に貼付ける。場所に依りサウンドバランスが変わるので、いろいろやって両面テープ等で仮決めしてから固定します。
一番良いのは瞬間接着剤で機械的に固着させるのが良いようです。パテや両面テープもOKですが、ゲインや音質は落ちます。
メインがトラブった際の応急処置等にも有効ではないかと。それに安い!(7千円未満)
この五〜六年はコレでやっています。
プアマンズ山彦と名付けています。
失礼しました。
いろいろ詳しく情報をお寄せいただいてありがとうございます。ネット上の情報交換は本当に有意義で助かりますよね。
演奏に関することなどは文章で伝えるのが難しかったりしますが、機材やセッティングに関して情報交換できると膨大な選択肢をある程度絞り込めたり情報を参考にして無駄な出費を抑えられて助かります。
今後ともどうぞよろしくお願いします。